ぽぴ丸の英語奮闘記

外資系中小で働きながら英語を学ぶ新米OLの日記

第一種放射線取扱主任者は薬学部生に有益なのか

 

 

私が第一種放射線取扱主任者を取得した経験を書きます。

ちなみに私のスペックは、

・私立薬学部

・エセ理系(数学と物理が苦手)

・当時、薬剤師になるかは未定で就活を控えていた

です。独学に必要な勉強時間数などもご紹介していますので薬学部以外の方も参考になると思います!

 

 

第一種放射線取扱主任者とは

ざっくり言うと、放射線施設の管理者になれる資格。第二種よりも扱える範囲が広いので、せっかく勉強するなら第一種がおすすめです。病院の放射線室の責任者や、研究施設の責任者、放射性医薬品工場の管理者、放射線技師さん、などは取得しているようです。

完全に独学で取得できちゃうので理系学生の基礎知識定着にもおすすめ。

 

独学で取得するための勉強時間数

個人差も大きいのですが、エセ理系の私が500時間みっちり勉強して一発合格できました。ちなみに微分はできるけど積分はできません、のレベルから勉強をスタートしたので普通の理系学生なら200~300時間で合格も夢じゃない、はず。

ちなみに私は放射線概論」という本たった1冊のみで一発合格しました。いろいろテキスト買う必要はありません。きっちり3周すれば合格します。

 

 

 

薬学部生が取得する意味

研究室で放射性物質をマーカーにしたタンパク質などを扱う機会があるなら、この資格は基礎知識として役に立ちます。国家試験に出題される放射線の範囲もしっかり網羅できるので国試でも役に立ちます。私は国試期間の勉強で放射線の分野だけは完璧でした。ドヤ。

就活で使えるのか

ぶっちゃけ使えません。笑

あまりにもマイナーな資格なので、病院や薬局の先生方にも説明しないとアピールポイントにはしづらいです。

放射性医薬品の製造工場などに就職を希望している薬学部生にはぴったりですが、普通に薬剤師になったほうが給料は良いことが多いです。

もし就活で使える資格を何か取得したいと思っているなら断然、TOEICがおすすめです。TOEICはいろいろなノウハウ本やブログに「1時間勉強すれば1点上がる」と書いてあるので、主任者に合格するために必要な時間数をTOEICに充てたほうが確実に就活には有利です。

 

 

結論:

薬学部生に第一種放射線取扱主任者は不要!

でも、国試対策や基礎知識の習得に関して決して無駄ではないはず。理系が得意なガチ理系学生はササッと取っちゃって、就活対策には早めにTOEICの勉強を始めましょう。

就活の体験談もぼちぼち書いて行けたらと思います。